当社では
・標準分解→洗濯機を移動しないで行う洗浄
・完全分解→洗濯機を移動し、乾燥ユニットも含めて洗浄をする
と定義しております。完全分解を希望される場合は、追加料金をいただきますが、ほとんどの箇所が洗浄範囲に含まれるため洗浄効果は高いです。特に4,5年ほど業者に洗浄依頼せずに使用された方はこちらをおすすめします。
また、乾燥部分の改善が主なご要望であれば、標準分解の内容を省略させていただく代わりに、追加料金なく乾燥部分の分解洗浄をさせていただく事も可能です。
とはいえ、2,3年ほど使用されて少し乾燥が弱まってきた、という範囲であれば標準分解でも機能改善するケースは多いと思います。
その点を踏まえ、ドラム式洗濯機のメーカー・機種ごとに洗浄内容の説明をさせていただきます。
Panasonic NA-VX・NA-LXシリーズ

標準分解の作業内容
- 乾燥ユニット(熱交換器を含む)
- 脱水受けカバー
- 洗濯槽(本体からは外さず)
- ダクト
- その他細部パーツ等
PanasonicのNA-VXとNA-LXはヒートポンプ式と呼ばれる乾燥方法の機種になります。
乾燥の核となる熱交換器が本体上部にある関係で、洗濯機を移動せずに乾燥機能の改善が可能です。
【完全分解】
ただ洗濯槽は裏から固定されているため、洗濯槽の分解を希望される場合は洗濯機の移動が必要となるため、別料金をいただいております。
しかし、乾燥の空気経路が後ろから前になるため、洗濯槽裏側の汚れは極めて軽微です。
また、その他のメーカーも同様ですが、乾燥機能を毎回使用されている場合、洗濯槽がカビまみれになることはあまりないため、洗濯槽を外さずとも十分に洗浄可能です。








Panasonic NA-VG Cubleシリーズ

標準分解の作業内容
- 乾燥経路(一部)
- 脱水受けカバー
- 洗濯槽(本体からは外さず)
- ダクト
- その他細部パーツ等
PanasonicのNA-VGシリーズはヒーター式と呼ばれる乾燥方法の機種になります。
【完全分解】
乾燥の核となるヒーター部分は本体の裏側から分解する必要があるため、洗濯機の移動が必要となります。
そのため、標準の内容にプラスして乾燥ユニットの分解洗浄を希望される場合は、別料金をいただいております。
逆に、乾燥機能の改善が洗浄のご検討の主な理由であれば、標準の作業内容はある程度省略し、乾燥ユニットの分解洗浄をメインの洗浄範囲にすることで追加料金をいただかずに洗浄させていただくことも可能です。
また洗濯槽は裏から固定されているため、洗濯槽の分解を希望される場合は洗濯機の移動が必要となるため、こちらも同様に別料金をいただいております。
しかし、乾燥の空気経路が後ろから前になるため、洗濯槽裏側の汚れは極めて軽微です。
また、その他のメーカーも同様ですが、乾燥機能を毎回使用されている場合、洗濯槽にカビ汚れが付着するケースはあまりなく、洗濯槽を外す必要があるケースはあまりないと考えております。






日立

標準分解の作業内容
- 乾燥ユニット
- 脱水受けカバー
- 洗濯槽(本体から外す)
- ダクト
- その他細部パーツ
日立のドラム式はヒーター式と呼ばれる乾燥方法がメインのメーカーです。
(2023年のモデルからヒートポンプ式に変更)
乾燥ユニットも上部から分解可能、かつ洗濯槽も前面から固定されているため、洗濯機を移動せずに乾燥部分、洗濯槽部分の分解洗浄が可能です。(追加料金不要)
乾燥時の温風は前面から洗濯槽の背面に移動するため、汚れが洗濯槽裏にたまりやすく、基本的に洗濯槽は外して洗浄を行います。
ただ、日立固有の問題として、洗濯槽が駆動部分と固着しているケースがかなり多く、固着があまりにも酷い場合は洗濯槽を外さずに洗浄を行う場合があります。
【完全分解】
ヒートポンプ式の機種(2023年以降発売)については、東芝・SHARPと同様、乾燥部分は本体裏側から分解を行う必要があるため、別途追加料金が必要となります。






東芝

標準分解の作業内容
- 乾燥経路
- 脱水受けカバー
- 洗濯槽(本体から外す)
- ダクト
- その他細部パーツ
東芝のドラム式はヒートポンプ式と呼ばれる乾燥方法がメインのメーカーです。
洗濯槽は前面から固定されているため、洗濯機を移動せずに洗濯槽部分の分解洗浄が可能です。(追加料金不要)
【完全分解】
乾燥の核となる熱交換器は本体の裏側から分解する必要があるため、洗濯機の移動が必要となります。
そのため、標準の内容にプラスして熱交換器の分解洗浄を希望される場合は、別料金をいただいております。
逆に、乾燥機能の改善が洗浄のご検討の主な理由であれば、標準の作業内容はある程度省略し、乾燥ユニットの分解洗浄をメインの洗浄範囲にすることで追加料金をいただかずに洗浄させていただくことも可能です。
例外として旧モデル(TW-Zシリーズ:2014年販売終了)は熱交換器の分解が困難なため、標準の洗浄のみ対応させてていただいております。
SHARP

標準の作業内容
- 乾燥経路
- 脱水受けカバー
- 洗濯槽(本体から外す)
- ダクト
- その他細部パーツ
SHARPのドラム式はヒートポンプ式と呼ばれる乾燥方法がメインのメーカーです。
洗濯槽は前面から固定されているため、洗濯機を移動せずに洗濯槽部分の分解洗浄が可能です。(追加料金不要)
【完全分解】
乾燥の核となる熱交換器は本体の裏側から分解する必要があるため、洗濯機の移動が必要となります。
そのため、標準の内容にプラスして熱交換器の分解洗浄を希望される場合は、別料金をいただいております。
逆に、乾燥機能の改善が洗浄のご検討の主な理由であれば、標準の作業内容はある程度省略し、乾燥ユニットの分解洗浄をメインの洗浄範囲にすることで追加料金をいただかずに洗浄させていただくことも可能です。






Panasonic以外の熱交換器分解に関しては、基本的に各社追加料金をいただいております。
また、そもそも対応していない業者が約8割ですので、乾燥機能の低下でお困りの方は是非当社でご検討ください。
ご予算・お悩みの点などお客様のご要望に合わせてご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。